
地球は、水の星です。その表面積の7割は海。海水は温まると蒸発して空へ昇り、冷やされて雲になります。雲は雨や雪をつくり、雨は川に流れて再び海へ。こうして水は、姿を変えながら地球上に留まっています。しかし、そのほとんどは海水。淡水は約2・5%(※1)だけです。しかも淡水の大部分は氷河や地下水として存在し、比較的利用しやすい河川水や湖沼水は、地球上の水の0・01%(※1)にすぎません。このわずかな水を使って、私たちは生活しているのです。
水を考える上で、森の存在は重要です。森を育むやわらかな土は、雨水を吸収。大雨のときは洪水を防ぎます。地中に蓄えられた水は自然のチカラでろ過され、地下水や河川水になり、私たちの生活を潤します。
宮崎県はスギ丸太生産量が2016年、過去最高の約185万立方メートルとなり、26年連続で素材生産量が日本一。つまり、豊かな森があります。この森を大切にすることが、水を守ることにもつながるのです。
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